自己評価活用のすすめ
・「自己評価」は保育の質向上のためにとても有効な手段です。
・但し、きちんと活用しなければ形式に終わってしまいます。
残念ながら、既存の自己評価が質向上のシステムとして機能しているところはほとんどありません。
・必要なことに集中し、本質的な活用をサポートします。
設問の策定から、回収~集計(アウトプット)、更にアウトカムまでの業務を支援します。
50件以上の東京都・神奈川県保育所の福祉サービス第三者評価を行った中で、保育士及び、園の自己評価の重要性を強く認識すると同時に、この自己評価が有効に使われていないことを感じています。私どもはマーケティングデザインの視点から有効な職員自己評価のしくみを提案します。Data Drivenの発想をもって「質の向上」を図ります。
成果に結びつく、自己評価の仕組みを「自己評価2.0」とネーミングしました。
ヒューマンスキルと、チームワークが大切な保育の仕事では、この「自己評価2.0」を有効に使うことが、園の質の向上にもっとも有効な手段です。
現在の自己評価を見直して
実効的「自己評価2.0」を進めましょう
メタ認知を高めるしくみです。
評価項目
集計・分析
活用
形式的になっていませんか?
自園の実態や、地域の環境にあった評価項目となっていますか?
法人共通の内容だけになっていませんか?
質の向上につながる振り返りが必要です!
集計に時間がかかり過ぎて負担になっていませんか?
担当になった職員が慣れない集計を、前例に従った形式的な集計を行っていませんか?本部からの画一的な集計を使っていませんか?
データの継続性も大切にしてください。
自己評価は集計を自前ですることではありません。
データとして向かい合っていますか?
よくあることですが、犯人捜しは必要ありません。その事実(多くの場合不都合な事実)から、組織として課題を明らかにして、どのように対応を進めていくことが大切です。事実の前には謙虚であることが大切です。
事実を受け止め、課題を浮き彫りにして解決に向けて計画し行動します。
自園の実態・地域の環境に合わせた評価項目で
データの処理・分析はお任せください!
データの活用に専念しましょう!
アナログのよさは現場の保育に活かしましょう!
評価はデジタルで効率的に、評価の本質は結果からのアウトカムです。
スピーディーに!
〓 自園の環境にあった評価項目
当社で用意するテンプレートをもとに職員と共に自園の実態・地域の環境に合わせます確定します。確定した評価項目をオンラインのフォームとして作成します。
〓 評価方法~評価集計
テンプレートとなる評価項目は、「保育の理念・保育観」「保育の内容(12カテゴリ」「保健活動・安全管理」「保護者会・地域社会・関係機関との連携」「地域の子育て支援」「保育園の職務・役割分担」「保育士としての資質向上」の7つの柱、更に保育内容については12のカテゴリに分かれ、計18カテゴリに及び200以上の評価項目になります。
評価はWebから行います。スマホ、タブレット、PCからでもOKです!
そこで、以下のパターンを選んで評価を行うことが考えられます。それぞれにメリットがありますので、園の都合に合わせて決定します。
A)1年間で計画的に18のカテゴリ―評価する
(評価内容と園の年間スケジュールをリンクさせると効果的)
B)1年に1度、まとめてすべての評価を行う
(1年間をまとめて振り返ることが可能)
〓 集計は評価締切後、直ちに確認できます。
基本集計システムのパターンを作成していますので、全園、職位別、担当別などから決定し、評価の入力と同時に結果を示すものとなります。
結果から、必要に応じて様々な分析パターンを作成できます。
2回目以降は前回との変化を明示し、評価によるサービスの質の向上を確認していきます。また、個人別の評価結果についても時系列で閲覧できます。
〓 結果はオンライン(※)で報告会を行います。
報告会はZOOMを利用して行います。結果の説明、データからの気づきをお伝えします。更に、結果をもとにオンラインでのブレーンストーミングなど職員の気づきの引き出しを行います。
分析結果から、園の課題を話し合い、園としてすべきアクションを決定します。
アクションについては保護者に公開し、保護者の目からアクションの進捗を評価する仕組みとつなげたオープンな改善を進めましょう。
※あたらしい生活様式に対応しています。